サラリーマンがワーケーションのするための準備と心構えの話 – その2

こんにちは!しえのです。

ワーケーションの心構え第2です。

前回はワーケーションの定義と人によっての自由度、それから基本しない方がいいという話をしました。

今回はしえの同様、どうしても旅行中に仕事しなければならない(いやむしろしたい)というヘンタイな方々へ贈る実践Tipsです。

ちなみにこのTipsはしえのの経験談なので、しえの分類で言うところの「サラリーマン(ロケフリ職)x旅行者」に該当します。

それ以外の人には立ち位置が違うことを意識しつつ、使えるところを取り入れていただければいいかなと思います。

時間の有効活用こそが最大のポイント

旅行期間中の観光(遊び)と仕事の最大のキーは「24時間をいかに有効活用するか」です。

この時にターゲットとなるのは睡眠時間とアイドル時間です。

睡眠時間削れる人は出来る範囲でがんばってください、活動時間の絶対値増やすのが1番の両立方法です。

数日程度の短期旅行なら少々寝不足でも死にやしません。

これを機に睡眠をコントロールする練習だと思えばいいでしょう。

ただ車の運転がある場合や、体動かすアクティビティを控えている場合は要注意です。

そういう時は事前にちゃんと寝てください、何かあってからでは遅いですから。

両立のための手段:アイドル時間の活用

工夫が必要なのはアイドル時間です。

ここを有効活用することで仕事と観光の両立が可能となります。

アイドル時間とは、例えば、

  • 飛行機に搭乗するまでの時間
  • 飛行機に乗っている時間
  • 電車、バス、タクシーに乗っている時間
  • 夜、ホテルに戻ってまったりしている時間
  • レストランやカフェでまったりしている時間
  • 現地ツアーなどのアクティビティが始まるまで待っている時間

などです。

アイドル時間の状況に合わせて仕事をこなす

初めての土地に行く時などは、割と時間に余裕を持って行動するので、結局待っている時間が発生しがちです。

とはいえそれぞれの状況でやれる事は異なります。

特に住み慣れた日本とは違う海外にいる時は要注意です。

仕事に集中するあまり、所持品が盗難や強盗に遭ってしまってはひとたまりもありません。

そういう輩は、ターゲットが何かに気を取られていて自分が気づかれていないと思った時に近づいてきます。

これを念頭にいれて仕事をするようにしてください。

しえのの実践例でいうと、

  • 空港内制限エリアなど比較的治安の良い場所ではがっつりノートPCを開いてメール&資料作成
  • 飛行機内では事前にダウンロードしておいたファイルを使ってオフラインで資料作成
  • 市内のバス、電車、タクシーではスマートフォンでメールのチェックと電話
  • カフェやレストランもスマートフォンで
  • 1日、2日納期で作らなければならない資料は夜ホテルに戻ってから

といった感じです。

もちろん全てのアイドル時間を仕事に費やしているわけではありません。

その時の仕事の負荷に応じてやったりやらなかったりです。

仕事しないアイドル時間はスマートフォンで現地の旅行情報を検索して旅行を充実させるようにしています。

旅行中は有給休暇なのか?

これはサラリーマンなら気になるポイントだと思います。

旅行中に仕事するとなると両者の線引きが難しくなります。

勤めている企業によっては厳格に線引きする運用(それがあるべき姿ですけどね)で、旅行中に仕事というのは事実上できない可能性もあります。

その辺りの管理がゆるい、しえのの勤務先のケースで言うと、

・コロナの前:有給&代休で休暇申請(土日除く全日程)

・コロナの後:就業時間に飛行機乗る日だけ休暇申請

といった感じです。

要はリモートワーク前提になったことで、リモートワークの就業時間にプライベートに時間を使わなきゃいけない時だけ休暇申請します。

それ以外は決められた時間帯を普通に仕事していますので休みにはしていません。

コロナの前よりも勤怠管理と労働実態としては一致するようになりました。

ちなみにしえのは年俸制の労働契約なので残業代がつきません。

長く働こうが短く働こうが求められる結果を出せば良い、と言う話なので残業時間をしっかり管理する必要のある雇用形態より柔軟な働き方がしやすい、という側面もあります。

このあたりの運用については、各企業の就業規則や文化によって変わってくるので、どのレベルで実践するかをしっかり見極めてください。

平日は昼に仕事し、夜に出歩く

さて、こういった勤務状態になったらもちろん平日の昼間は仕事です。

ランチぐらいは外に出ますが。

なので夜に旅行中にしたかったことを入れていきます。

  • ローカル料理のあるレストランや居酒屋
  • 夜景スポット
  • 夜行性の動物を見るナイトツアー
  • 夜に開演するエンターテインメントショー

意外とやれることはあります。

平日が2日か3日あれば昼間に仕事をしながらでも夜の部を十分エンジョイできます。

ここで夜を充実させておくことで、週末の夜は昼間遊びきった分休んだり、もう一度行きたい飲み屋に行ったりすることができます。

週末は仕事の事を忘れて全力で遊ぶ

せっかく旅行に来ているので、平日の仕事に気がかりなことが多少あっても、週末はPCを全く見ません。

多少の遅れは次週に謝りながら必死に働けばどうにかなります。

なので全力で、

  • 見たかった観光スポットに行ったり
  • 現地ツアーに参加したり
  • アウトドアアクティビティしてみたり
  • 何もせず波の音を聞いてみたり
  • 現地の人を人間観察したり

好きなことを存分にやりましょう!

そのために旅行に来たんですから。

リーマンワーケーションするには覚悟がいる、だが魅力的

察しの良い人はここまでで気付いたかもしれません。

このスタイルで旅行する=「昼夜フル稼働」です。

当然体力&気力必要です。

どちらかというと気力の方が大事かもしれません(しえのは精神論者ではありませんが)。

もちろんリゾート地でデッキチェアに寝っ転がっているだけならそこまででもないです。

ですが初日から最終日までそれで済むわけはないので、出かけることはあるでしょう。

旅行先で出かけるということは事前に調べたりもするはずです。

なので結局労力は普段の生活より増えます。

ぜひそうなることを頭に入れつつ、リーマンワーケーションを実行するか考えてみてください。

でないと両方中途半端で終わってしまいます。

まぁとりあえずやってみるのも良いですけどね。

ただ一度やり方を身につけてしまえば、仕事休めるかどうかに関わらず頻繁に旅行に行けるようになります。

それは旅好きの人にとって、とっても大きな魅力です。

しえのはやはり旅行が楽しくてやめられません。

もしこの記事を見て興味を持たれたのならぜひトライされてください。

サラリーマンだと最初はやいやい言う人が出てきますが、仕事が滞りなく進んでいるのが分かると何も言ってこなくなります。

そんな変化をみるのも楽しいですよ。

それでは!