ウーバーイーツを1年やってみた感想

こんにちは!しえのです。

去年ウーバーイーツをやり始めてから1年経ちました。

良いこともあったり、嫌なこともあったり、色んな学びがありました。

ここでそれらをまとめてみようと思い、記事を起こしてみることにしました。

発見:副業で安定的に稼ぐのは結構難しい

以前の記事で1日2時間配達していたら月10万円稼げた、という記事を書きました。

その後どうかと言うと、正直言って同じように稼ぐのはなかなか難しくなってしまいました。

その理由はいくつかあって、

  • 季節によってオーダー(需要)に結構差がある
  • 日本の連休カレンダーの時はオーダーがない
  • 報酬体系やシステムが頻繁に変更される(基本儲からない方向に)
  • 雨などの天気に左右される(しえのが雨の時は配達したくない)
  • ワーケーションで長期間不在することも出てきた
  • 本業そのものが忙しくなった

といったものです。

しえの要因はさておき、季節やカレンダー要因はどうにもならないです。

やはり春や秋などみんなが外に出かけやすい時期は当然オーダーが減りますし、お盆や正月なんかはみんなが帰省してしまうのでオーダーが無くなります(これは東京の特徴だと思いますが)。

またUberのシステムと報酬は頻繁に変更されます。

配達員確保のための魅力的な報酬とUberの儲けのベストバランスを求めて常に試行錯誤をしているようです。

そしてこの方向は基本的に「配達員にとって儲からなくなる」ように変更されていくため、段々と時間当たりの報酬が減ってきました。

しえのの場合は時給2500円→1700円ぐらいに落ちたイメージですね。

そしてオーダーが減ったので回数ボーナスを達成できない週がほとんどです。

そうは言ってもやってみたことで学びがあり、総じてやって良かったと思いますし、今後も無理なくやっていこうと思っています。

メリット1:お店に詳しくなる

配達では、料理を受け取り(ピック)しに行くので、様々なレストランに行きます。

当然詳しくなります。

ピック先として行った店で、

「へーこんな店出来たんだ。お客さんいっぱい入ってて繁盛してるじゃん」

「おー、2階にあって全然外から見れないけど、入ってみるとおしゃれな内装してるんだな」

「おー、店員さん感じが良い/悪いな」

といった感じの発見が常にあります。

良かった店は今度お客として行ってみようと思うので、タダでリサーチ出来る感じです。

メリット2:住宅のリサーチができる

行った先のマンションの雰囲気を見ることもできます。

「このマンション、入り口おしゃれなのに廊下めっちゃ質素やん」

「エレベーターめっちゃ遅いな、ここ。数少なくて呼んでもなかなか来ないし」

「え!?ここオートロック2つ(ひどい時は3つ)もあんの?住みたくないわ〜」

「あ、こんなとこに新築のマンションが出来たんか」

といった感じです。

気になるマンションは建物名を控えておいて、後でネットで検索して家賃とか調べています。

良いのがあれば次の引っ越し先候補としてマークです。

なので住宅のリサーチも出来ちゃいます。

メリット3:お金をもらいながら運動ができる

自転車で配達していれば当然運動になります。

普段サラリーマンが運動しようとするとジムとかヨガになりますが、それにはお金がかかります。

ウーバーイーツでの配達ならお金をもらいながら運動ができるわけです。

なので稼ぎ自体は多くなくても、健康維持や体重減量の効果が期待できるので全然満足出来ますね。

メリット4:組織に属さない気楽な働き方

配達員はウーバーとの個人としての業務委託契約なので、当然組織には属しません。

要は上司ってものがないんです。

なので自分の好きなようにやることができます(まぁやることはだいたい決まっていますが)。

とっても気楽ですね。

メリット5:好きな時に始めて好きな時に終われる柔軟性の高さ

配達を始めるときはアプリでオンするだけですし、終わらせる時はその場でオフにすれば終了。

事前に働く時間を決めたり、誰かに連絡する必要すらありません。

100%その場で決めれるので他の予定との調整がとてもやりやすいです。

デメリット1:車のドライバーに目の敵にされる

去年はテレビでも散々ニュースに取り上げられたトンデモ配達員。

そのせいで自分に何の非がなくても、配達員は敵っ!みたいなマインドのドライバーをたまに見かけます。

一般のドライバーだけでなく、公共バスですら煽ってきたりします。

何か実害があるわけではないのですが、やはり気分は悪くなってしまいますね。

デメリット2:日焼けする

これは気にする人としない人に分かれると思いますが、日焼けは避けられません。

もちろん日焼け止めは塗りますが、さらにUVカットの薄手のパーカーのようなものを真夏でも着ますが、それでも焼けます。

まぁ着込むことで夏はいっぱい汗かきますので痩せやすいってのもあるんですけどね。

デメリット?:結局は時間を切り売りする仕事だということ

これは仕事の特性としてやむを得ないのですが、結局は時間を切り売りする仕事なので、ほぼ「稼働した時間=収入」だということですね。

言い換えれば、やらなければそれだけ収入が減ることを意味します。

自転車を漕ぐだけですのでスキル的な向上もさほどありません。

そういう意味では本業としての生業にするには将来性がないですね。

なので運動のためと割り切って、生活の一部の時間を使う程度に留めた方が良いかと思います。

そうは言っても今後も存在し続ける配達員という仕事

色々世間でも良し悪し言われているフードデリバリー配達員ですが、しえのは今後も無くなることはないと思っています。

やはり家から出られない状態の時に、食べたいものを選べて持ってきてくれる(しかもひとつのアプリ内で)というのはこれまでの社会になかった非常に便利なサービスです。

店舗としても自分の店に立地に囚われずに売上を伸ばすことが出来ますし、配達のための人やバイクを自前で用意する必要がないのは大変助かるはずです。

配達員の仕事が儲かる仕事なのか(他の仕事よりも)というのはかなり怪しいですが、サラリーマンがスキマ時間を使って稼いでいくのに便利な仕事であり続けることは間違いないです。

しえのはこれからもジム代わりの運動手段として続けていくつもりです。

冒頭にも書いたとおり、1年前より儲からなくなりましたがそれでも楽しくやれています。

ということで、総合的には引き続きおすすめの副業です。

まだ始められていない方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

それでは!