配達員目線で語るUberEatsの頼み方

こんにちは!しえのです。

溜まっているワーケーションの記事はまだまだありますが、先に書きたいことがあったので書いてみます。

タイトルの通り、UberEatsの頼み方です。

Twitterを眺めていると、フードデリバリー頼んだ時にまつわるさまざまな不満を目にします。

本当にびっくりな変な話もあるんですが、一方で仕組み上そうなっちゃうよね、と配達する側なら思ってしますこともあったりします。

ということで配達員側の事情を鑑みた場合に、より快適なフードデリバリー注文体験になるよう抑えるべきポイントを書いてみようかと思いました。

それではどうぞ!

自転車で運ばれて問題が起きそうな料理は頼まない

ニュースでも映像が流れてるから皆さんご存知だとは思いますが、大抵の配達員は自転車で配達します。

たまにバイクもいますが、いずれにせよポイントは「バッグを背負っている」です。

お店が配達してくれるタイプ(ピザ屋とかファミレスとか)を経験している人ほど、「料理が偏っている!」とか「スープがこぼれている!」と言っているように見えますが、自転車+背負うバッグではそもそも限界があります。

水平を保つような機構を持った配達用バイクと同じ配達品質を求めることに無理があります。

「努力しろ!」と言いたくなるでしょう、そして配達員は努力しています(少なくとも僕はしています)。

それでも限界があるのです。

お店側もこぼれにくい構造をした容器を採用しているところもあります。

逆にこぼれやすい(たぶん安いんでしょう)容器を使っておいて「こぼすなよ!」っていう無理目なこと言うお店もあります。

ということでどこまで行っても限界があるので、そもそもそう言う料理は頼まないに越したことはないです。

いままで経験したもので言うと、寿司とかスープですね。飲み物も微妙な所です。

ファーストフードの飲み物は倒れない土台がついたりして割としっかりしています。

自宅から3km以上離れた店は選ばない

飲食店が集まっている繁華街から離れた所に住んでいる人ほど頼みたいフードデリバリーですが、3km以上離れたレストランに注文するのは避けた方がいいです。

なぜかというと、配達距離が長ければ長いほど配達員が見つからない可能性が高まります。

いちばん厄介なのは、配達受けた→遠いからキャンセル→次の人が受ける→遠いからキャンセルみたいなループに入る場合です。

この場合何が起きるかと言うと、料理はもう出来上がっているのに配達に取りに来る人がいない→料理が冷める、ことになるからです。

何故こんなことが起きるかと言うと、配達員の報酬体系にあります。

これはUberEatsの場合ですが、配達員の報酬は基本料金+距離料金です。

そしてこの距離料金というのが、東京の場合1kmで60円です。

これを自転車で頑張って配達するぐらいなら、短距離を数こなした方が稼ぎの効率が良い状態です。

なので長距離はキャンセルされやすいんです。

Twitterの界隈で言われているのが大体4kmぐらいでキャンセルするしないの論争が起きているので3kmぐらいを目安にしておくと良いと思います。

ショッピングモール内のお店は避ける

ショッピングモールにある店舗も嫌われます。

ほとんどのモールが独自ルールで、配達員は従業員出入り口を使え、というルールにしています。

ただでさえアクセスしにくい入り口なのに、入り口で名前と電話番号を書かされ、臨時入館証を首から下げてピックアップに向かうというのはかなり時間を使います。

ひどいモールだと地下の駐輪場に自転車を置け、みたいなこと言われたりします。

これだったら路面店の配達を受けた方が効率的、となりキャンセルが発生→料理が冷める、となります。

クレジットカード払いにする

スムーズなやり取りをしたいなら絶対にクレジットカード払いにしておくべきです。

配達員も素人なので、お釣りのコインをたくさん持っているケースは少なく、持っていても配達をするうちに切らしてしまうこともあるようです。

こうなるとお釣りを作ってもらいために寄り道なども発生し、やはり料理が冷めます。

さらには、偽札みたいなことも起きているようです(これはお客さんから渡されたお札の場合ですが)。

こういった細かいストレスを避けるためにクレジットカード払いにしておくことがお薦めです(電子マネーでもOK)。

地図のピン位置を建物の入り口にセットしておく

配達住所を入力すると基本的に建物の中心にピンが置かれます。

配達員はこれを目掛けて配達に向かいます。

大きいマンションですと、たどり着いた時にどこに入り口があるか分からず、その番地をグルグルすることになります。

うまく見つけられない時は注文者にメッセージしたり電話したりすることになります。

注文者からしたら余計な対応をすることになります。

なのでそれを避けるために、ピンの位置をあらかじめ建物の入り口にセットしておくと良いです。

細かい話ですが、配達員からすると結構これ助かります。

置き配ならピンポン押して欲しいか明記する

最近のマンションはたいていオートロックです。

置き配指定でもオートロックは鳴らし、玄関先まで配達します。

この時Twitterでよく論争になるのが、玄関先に配達したときに、置いたことを知らせるピンポンを押すかどうかです。

注文者目線でも押して欲しい派と押して欲しくない派に分かれていますし、配達員側でも意見が分かれています。

オートロックの場合は建物に来たことは必ず分かるので、しえのは押さない派です。

ただ熱々の料理をすぐ食べたい人は知らせて欲しいと思うのは当然でしょうし、これは完全注文者の好みです。

なのでどうして欲しいかをメモ欄に明記しておくと、お互い気持ちよくやり取りできますね。

まとめ:ポイントを押さえて快適なUberEats体験を

いかがでしたか?

しえのが配達した経験を元に、こうしたら注文者も配達員も気持ち良い体験になれるポイントをいくつか紹介しました。

もちろんオーダーができる以上はこれに則る必要はありませんが、いくらかすれ違いが起きるリスクがあります。

どうせ注文するなら後にも先にもストレスのない体験が良いでしょうから、ちょっと意識されてみることをお勧めします。

しえのは配達しますしたまには注文もしますが、今のところ注文者としてストレスを感じたことはありません。

ぜひ試されてみて感想を聞かせていただければ嬉しいです。

それでは!