こんにちは、しえのです。
このブログは旅行のこと(特に海外)を書くブログなのですが、旅行をするには当然大なり小なりのお金が必要になります。
今でこそ2ヶ月に1回は海外旅行をし、高級ホテルにも一人で泊まりまくっている(現在はコロナで行けてないです)しえのですが、社会人になった当初はサラリーマンの給料も多くなく、興味もそんなにありませんでした。
そんなところから、どうやって今に至るのか?ここではそんな話をしようと思います。
ちなみに僕は帰国子女でもなければ海外に留学したこともありません。
長くても1週間がMAXの短期な旅行を繰り返して今に至っています。
- 観光すること以外で、海外旅行をするメリットを知りたい
- 楽しみながら英語をが話せるようになる方法を知りたい
- あまり時間とお金をかけずに英語が話せるようになりたい
目次
なぜサラリーマンで海外旅行することをオススメするのか?
もうタイトルの通りです。
英語話せるようになるし、英語話せると年収増えるんですよ。
英語ってやり方がたくさんあるし、学ぶのにも時間がかかる。
学生だったら海外留学すれば良いし、社会人だったら1年ぐらいお暇してセブ留学する方法もある。
でもそんなまとまった時間がないのが大多数のサラリーマンじゃないでしょうか。
しかも家でコツコツ英語のテキスト広げて勉強してても、退屈だしいつ話せるようになるか分からない。
僕もその一人でした。
英語を話すためにした海外旅行ではなかったのですが、海外旅行を楽しんでいるうちに話せるようになりました。
結果として転職に成功し、何回かするうちに当初の倍以上になり今ではサラリーマンの年収が1000万円を超えるまでになりました。
この経験はきっと皆さんにも役に立つと思い、全力でオススメしています。
きっかけは会社の同僚と行ったタイ旅行
社会人になるまで、海外旅行に行ったことはほとんどありませんでした。
家族と一緒に行ったぐらいで、自分の意思では行こうと思ったこともありませんでした。
そんな僕が海外旅行するようになったきっかけは、会社の同僚がタイ駐在で出向したことでした。
仲のいい同期が「案内してやるから遊びに来いよ」と言うので、それならと言うことでもう一人の同期と一緒に格安パック旅行を見つけて向かったのでした。
初めて行ったタイはそれはもういわゆるザ異国の地で、何もかも日本と違っていて、好奇心の強い僕にはとても新鮮で興奮したのを覚えています。
と同時に、英語が話せないことによる困難さも感じました。
食べ物をオーダーするとき、市場でお土産の値段交渉をするとき… これまで散々勉強してきた英語が思うように口に出ず、結局単語を発するだけの英語でなんとかしのいで帰ってきました。
とても楽しかったと同時に、これまでの英語学習では全く太刀打ち出来ないことを痛感した旅行でした。
英会話のトレーニングをするため、スカイプ英会話を受講する
タイから帰ってきてからは今までと違った英語学習、つまり話すことに特化したトレーニングをしなければと思い、スカイプ英会話のレッスンを始めました。
街の英会話教室は週1回で1万円以上して、どう考えても授業時間に対して費用が高いなと思いました。
そこで見つけたのがスカイプ英会話で、毎日30分話せて月5000円ぐらい、これなら僕でも払えるし時間もたっぷりある、と思って入会しました。
これは割と効果があり、1ヶ月で結構英語が口に出るようになってきました。
日本人は学校で単語をいっぱい覚えさせられているので、瞬間的に英語を発する練習をすればすぐに上達するんだと分かりました。
ただ、当時やっていた英会話では、毎度のレッスンで英語のニュースをまず読んでそれについて英会話するか、フリー英会話をするかでした。
前者は興味がないトピックだったり全然知らない分野で読んでも分からなかったり、後者は「OK、じゃあ何話す?」と聞かれて、”初対面の講師と話したいネタなんてすぐ出てこないよ…”って思ったりして、結局3ヶ月ほどで辞めてしまいました。
それでもある程度英語が話せるようになったのは大きかったです。
友達と予定が合わず、ひとりで海外旅行に行くようになる
スカイプ英会話を続けると同時に、楽しかったタイ旅行の記憶から、また海外旅行がしたいな、と思うようになっていました。
仲の良い友達や同僚に声をかけ、一緒に行こうと誘ってみたのですが、行く気はあっても、休みの予定が合わず、なかなか行けないままでした。
そしてある時、とうとう友達を誘うのを諦め、一人で行くことを決意しました。
と言うのもネットでブログとかを見ていると、一人で海外を旅している人はとてもたくさんいます。
一人の心細さはありますが、やって出来ないことはないはず!と思い、行く決意をします。
選んだ行き先は台湾です。
選んだ理由は飛行機のチケットが安かったから。それだけです。
ゲストハウスに泊まり、友達を増やす
台湾での宿泊先はゲストハウスでした。
部屋はもちろんドミトリー(相部屋)です。なぜならそれが一番安いから。
タイの時はパック旅行だったのでホテルでしたが、今回は自分で全部選ぶ形にしたのでとにかく費用を安く抑えたい。
海外旅行のブログを見てて、ゲストハウスという宿泊形態を知って、挑戦してみることに。
当初は宿泊費を抑えるために選んだのですが、これが思わぬ転機となります。
泊まったゲストハウスは簡単な朝食がついてて、共用のリビングで食べることになっていました。
当然きれいに席が分かれているわけではないので、相席での食事となります。
友達同士で来ている人もいますが、僕のように一人で来ている人もいました。
近くに座っているのに黙々とご飯を食べるのも微妙だなぁと思い、思い切って話しかけてみました。
「Hi, Where are you from? (やぁ、どこから来たの?)」
思えばこれはマジックワードです。これを使えばどんな外国の人とも会話が始められます。
そうすると、「韓国だよ」とか「台湾の南の方から来てるよ」とか答えてくれます。
きっかけがつかめれば、会話はどんどん広がります。「台湾には何しに来たの?」とか「何日いるつもりなの?」とか。
持ち前の好奇心と、スカイプ英会話で鍛えたそこそこの英語で喋っていきます。
相手も乗ってきてくれれば質問してきますので、日本のことを話したり、相手の国のことを聞いたり、どんどん話していきます。
お互い英語が完璧じゃないので、相手も不完全な英語の意味を考えながら聞いてくれますし、こちらも頭フル回転で相手の言っている意味を言葉以外からも理解しようとします。
そうやって一通り喋った後、こう言います。
「今度君の国に行くことがあったらゴハンでも食べようよ。Facebook交換しない?」(今はインスタがいいかもしれませんね)
だいたいみんな快く交換してくれました。
こうやって海外の友達を増やしていくことに成功しました。
会話の中で言えなかったことを復習し、次は言えるようにする
スムーズに喋っているように見えますが、実際は結構たどたどしい英語でした。
日本語ではこう言いたい、っていうことが英語で何て言うか分からなくて会話が止まってしまうこともしょっちゅうでした。
そういう時はその人との会話が終了した後で、スマホで辞書を使いながら、何と言えば良かったのか確認します。
文章で探すこともありますし、単語を調べて「こんな感じの文で言えば良かったのかなぁ」と組み立てておきます。
前述の通り、会話のスタートはWhere are you from?なので、ここからスタートすればどの人と話しても話の展開は似たり寄ったりです。
なので前回パッと言えなかった英語を使う瞬間がまた来ます。
そして準備した文を使ってみる。伝わればOK、伝わらなかったらもう一回調べてまた次に備える。
この習慣が上達のキモだったと思います。
繋がった友達の国に旅行をし、観光を楽しみつつ英語を鍛える
繋がった友達とは、普段連絡していませんでしたが、その国行きの安いチケットが出た際にはそれを予約し、ゴハンを食べる約束を取り付けて向かいました。
泊まる先は同じくゲストハウスです。なので台湾の時と同じく友達が少しずつ増えます。
以前に知り合ってた人とも実際にゴハンをし、英語を使いつつ、初めて来た観光客では行かなそうなところに連れて行ってもらったりしました。
観光を楽しみつつ、この繰り返しでメキメキ英語が上達していきました。
英語面接を切り抜け、転職を成功させる
こうやってひとり海外旅行も慣れてきた頃、勤めている会社での成長に限界を感じ転職を考えるようになります。
もっと言えば会社の業績が年々悪化し、月給は少しずつ増えてもボーナスが減らされ、新卒時代からほとんど年収が変わらないまま5年近く経っていました。
ほぼ年功序列でどんなに頑張っても飛び抜けた出世も見込めない、同期のようにタイ駐在も見込めない状況…
このまま人生終わらせる訳にいかない、そう思いました。
未経験の分野も含めて、自分の能力の成長と給料の増加が見込めそうな企業にたくさん応募しました。
高い年収が見込める案件は英語がマストでした。
上達してきたとは言え、まだTOEIC700点前後の当時の僕はビジネスレベルには遠く、面接の場で「じゃあ英語が出来るか確認したいから、何か英語で喋ってくれる?」なんて振りを受けて、落とされることばっかりでした。
そんな中でもようやく1社が採用してくれて、転職を成功させることができました。
今度は仕事の中で英語の武者修行
英語が出来ることを求められる仕事だったので、当然仕事で英語をバンバン使います。
メールはもちろん、電話、会議、外人役員へのプレゼンテーション、ヨーロッパにある本社への出張…
ちょっと上達したぐらいのしえのの英語では赤点ギリギリのやりとりで仕事をしていきます。
ただそんなことも前述の復習と、さらには想定しうる会話を予習(!)してから臨むことで、さらに英語を飛躍させることに。
数年後に受けたTOEICでいつの間にか870点ぐらいになっていました。
その後さらに転職をし、サラリーマン年収は1000万円を超える
もちろん仕事に求められる能力は英語だけではありません。
その職種での経験も積み上げていき、ちゃんと会社に貢献していけるレベルにまでなります。
その結果、ヘッドハンターからの誘いを受け、転職を何回かすることになります。
当然転職する度に年収は増えていき、現在ではサラリーマン年収は1000万円を超えました。
コロナで一旦止まってしまいましたが、さらなる年収アップの誘いも出始めました。
英語を鍛えるという意味での海外旅行のススメ
これは僕だけのたった一例ではありますが、誰でも実践すれば再現出来ることだと思います。
観光するだけでも単純に楽しい海外旅行ですが、同時に英語を鍛えることで、旅行自体もより自由に歩けるようになりますし、その気になればそれを武器に転職して年収を増やすことだってできます。
年収が増えれば、旅行にかける予算も増やすことができ、ビジネスクラスに乗ったり、一流の5つ星ホテルに泊まる、なんてこともできます。
この好循環、絶対オススメです。